だいすき!最終回

遅くなりましたが、最終回の感想。
先週はどうなるかと思ったけど、最終回も前半は重い感じだった。
柚子は、パニックになって家にも帰れないし、育児もマトモに出来なくなった。琴音は詐欺師を発見するも、勝手に転んだ詐欺師のせいで警察に捕まるし…
でも、事情を理解してもらうまで警察に残るって琴音には信念を感じた。障害者を騙してお金を取る詐欺師を許せないって気持ち、障害者に対して本気で向き合える琴音。センターの安西さんに、センターで働かない?と言われたたから、ドラマの続きがあるならセンターで働いてるんだと思う。
蓮は、このドラマの中で常に周りを支えて来た存在だったけど、ここ数話で自分の人生も大切にするようになって、最後のチャンスと思って臨んだプロへの道だった。結果は、ブランクがあるままでは即プロとしては通用しないって事だったけど、それでもピアノを諦めないって言ったのが蓮答えだった。
琴音と蓮、このドラマの中で大切な役割だった2人だけど、最終回そしてドラマを通してしっかり描かれてて良かったです。
そして、このドラマはやっぱり柚子とひまわりだなーって思った最終回でした。
小学校に上がってからは、柚子とひまわりって部分を描かれてなかったけど、最終回でのひまわりの存在感。
まともに育児が出来なくなり児童センターの人に一時的に施設に預ける事を進められる柚子だったけど、そんな状況にひまわりが飛び込んで来て、「出来ない事もいっぱいあるけど私のお母さん、私はお母さんがだいすき」そう言い切ったひまわりに涙。ひまわりが居るから柚子が立ち直る事が出来た。それから、親子2人でお母さんが居なくても2人で家の事を頑張って覚えた。その中で失敗を恐れない事、周りに助けてもらう勇気を知った柚子。
自分では出来ない事がいっぱいあるけど、出来るようになるように頑張る事、それでも出来なかったら周りに助けてもらう。自分には助けてくれる人がいっぱい居る。それが柚子の答えなんですね。
お母さんも無事に退院出来たし、家族もそれぞれが成長出来た。最近は見てて辛い場面が多かったけど、最後はやっぱり温かい気持ちになれるドラマでした。